<米国株情報>フォード、年間60万台のEV用電池を全量確保―中国CATLと電池供給で合意

株式

2022/7/25 10:07

 自動車大手フォード・モーターは21日、23年末までに生産する予定の年間60万台分の電気自動車(EV)に必要な車載電池を全量確保したと発表した。

 また、フォードは現在、韓国のLGグループやSKグループからEV用電池の供給を受けているが、新たに中国の車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)と提携し、EV用電池の供給を受けることで合意したことも明らかにした。

 CATLからはEV用電池としてLFP電池(リン酸鉄リチウムイオン電池)の供給を受け、23年から高級乗用車「マスタング・マッハE」に、24年初めからは人気ピックアップトラック「F-150」のEV版「F-150ライトニング」に搭載する予定。LFPは従来の充電池に比べ、コストが約10-15%低くなる。

 年間60万台の生産目標の達成は、マスタング・マッハEとF-150ライトニング、商用バン「E-トランジット」、新型SUV(スポーツ用多目的車)の4車種が対象で、それぞれの年間生産台数は27万台、15万台、15万台、3万台となっている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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