<米国株情報>マイクロソフトは上昇、23年6月期の見通しを材料視

株式

2022/7/27 10:37

 マイクロソフトが26日の夜間取引で、日中終値比3.99%高の261.95ドルと上昇した。同日引け後に22年6月期第4四半期(22年4-6月)決算とともに公表した23年6月期第1四半期(22年7-9月)の業績見通しが買い材料視されたようだ。

 第4四半期の売上高は前年同期比12%増の518億6500万ドル、純利益は同2%増の167億4000万ドル、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は同3%増の2.23ドルとなったが、売上高、同EPSともに市場予想を下回った。

 中核事業で成長分野であるインテリジェント・クラウドサービス部門が同20%増の209億0900万ドルとなり、市場予想を下回った。このうち、アジュール事業は同40%増の209億1000万ドルだった。個人用PC事業部門は同2%増の143億5600万ドル、「オフィス365」などのソフト事業やリンクトインを含むプロダクティビティ・アンド・プロセス部門は同13%増の166億ドルだった。

 23年6月期第1四半期は、売上高を492億5000万-502億5000万ドルと予想し、市場予想を下回ったものの、粗利益率は69.85%と予想し、市場予想を上回った。また、通期について、エイミー・フッドCFO(最高財務責任者)は、「2ケタの売上高と営業利益の伸びを引き続き予想している」とした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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