米国株式市場:パウエルFRB議長の発言を材料視、NYダウ反発、ナスダックは4日ぶり反発

株式

2022/7/28 7:49

 27日の米国株式は、NYダウが前日比436.05ドル高の3万2197.59ドルと反発、ナスダック総合指数が同469.848ポイント高の1万2032.423ポイントと4日ぶりに反発して取引を終了した。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億9156万株、ナスダック市場が44億1759万株だった。

 注目されたFOMC(米連邦公開市場委員会)では、市場予想通り0.75%の利上げを決めた。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は記者会見で、「利上げのペースはデータや経済見通し次第」との考えを示した。次回以降の大幅な利上げへの警戒感が後退し、買いが優勢の展開となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の上昇率は4.0%を超え、5月13日の3.8%を上回り今年最大となった。ペイパルやアルファベット(グーグルの持株会社)、エヌビディアなどが買われた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比260円高の2万8020円だった。

提供:モーニングスター社

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