日経平均は24円高、米国株高で買い先行、一時下げ転換も持ち直す=1日前場

 8月1日前場の日経平均株価は午前9時30分時点で前週末比24円56銭高の2万7826円20銭。朝方は、前週末の米国株式市場で堅調な企業決算を背景に主要3指数が上昇した流れを受け、買いが先行した。いったん利益確定売りに下げに転じたが、まもなく持ち直し、一時2万7849円96銭(前週末比48円32銭高)まで値を上げた。その後は、総じて小高い水準で推移している。

 業種別では、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>などの海運株が堅調。ブリヂス<5108.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株も高い。トヨタ<7203.T>、三菱自<7211.T>、デンソー<6902.T>などの輸送用機器株も買われている。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、住友鉱<5713.T>、大阪チタ<5726.T>などの非鉄金属株も値を上げている。

 半面、東電力HD<9501.T>、東北電力<9506.T>、沖縄電力<9511.T>などの電気ガス株が下落。LIXIL<5938.T>などの金属製品株も安い。ソニーG<6758.T>、富士通<6702.T>、東エレク<8035.T>などの電機株も売られ、武田薬<4502.T>、アステラス薬<4503.T>、小野薬<4528.T>などの医薬品株も軟調。

 個別では、エンプラス<6961.T>、本多通信<6826.T>(監理)がカイ気配となり、伯東<7433.T>、キャリアデ<2410.T>などの上げが目立つ。半面、コムチュア<3844.T>、リオン<6823.T>、アルプスA<6770.T>、大平金<5541.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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