2日の東京株式市場見通し=もみ合い商状となりそう

国内市況

2022/8/2 7:47

 予想レンジ:2万7700円-2万8100円(1日終値2万7993円35銭)

 2日の東京株式は、もみ合い商状となりそうだ。きのう1日の日経平均株価は終日しっかりで、高値引けで取引を終了した。堅調な動きが継続することが期待されるものの、心理的なフシ目の2万8000円を明確に突破するだけの手がかりに乏しいこともあり、売り買いが交錯する展開が見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=131円台の半ば(1日は132円55-56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=135円台の前半(同135円59-63銭)と円高方向に振れている。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、楽天グループ<4755.T>、TDK<6762.T>、京セラ<6971.T>などが、1日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比115円安の2万7885円だった。(高橋克己)

2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7月マネタリーベース

・10年国債入札

・決算発表=AGC<5201.T>、ダイキン<6367.T>、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>、三菱UFJ<8306.T>、JR西日本<9021.T>

・IPO(新規上場)=日本ビジネスシステムズ(日ビジネス)<5036.T>(スタンダード市場)

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米6月JOLT求人件数

・決算発表=マリオット・インターナショナル、ペイパル・ホールディングス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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