FRONTEO、デジタルフォレンジックで分類性能の向上に成功

株式

2022/8/25 15:59

 FRONTEO<2158.T>は24日、自社開発したAI(人工知能)エンジン「KIBIT」を構成するコア技術の1つであるLandscapingにおいて、アルゴリズムの改良によりデジタルフォレンジック(デジタルデバイスに記録された情報を対象とする情報保全・分析調査)における証拠に関連する文書と関連しないレビュー文書数を、従来比で最大44%削減する分類性能の向上に成功したと発表した。

 調査に関わる弁護士にとって、時間、費用、調査品質が大きな課題となるなか、関連情報を発見するプロセスの文書レビューは、時間と費用の約7割を占めると言われ、AIの活用が不可欠とされる。「KIBIT」は、リーガルテック領域において既に米国や日本で運用が進んでおり、レビューに関する文書量やそれに伴う時間と費用の大幅な削減を実現するとしている。

 25日の終値は、前日比39円高の870円。

提供:モーニングスター社

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