29日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2022/8/29 8:32

ドル・円予想レンジ:1ドル=137円00銭-138円80銭

 29日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が26日、米ワイオミング州ジャクソンホールで開催された経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で金融引き締めを継続する必要があるとの見方を示し、FRBが23年に金融緩和に舵を切るとの見方が後退した。東京市場も日米金融政策の中長期的な方向性の違いがドル・円の下値を支える見通し。米国株の大幅安を受け、日経平均株価の動向次第ではリスクオフの円買いが上値を抑える可能性はあるが、下値は限られそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:6月景気動向指数改定値

アジア太平洋:豪7月小売売上高、フィリピン市場が休場

欧州:スウェーデン4-6月期GDP(国内総生産)、英市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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