日経平均は164円高、自律反発狙いの買いが先行、戻り売りに伸び悩む場面も

 30日午前10時時点の日経平均株価は前日比164円51銭高の2万8043円47銭。朝方は、米金融引き締めの長期化懸念から、きのう大幅下落した反動で自律反発狙いの買いが先行し、前場早々に2万8103円41銭(前日比224円45銭高)まで上昇した。ただ、戻り売りに伸び悩み、一時2万7944円25銭(同65円29銭高)まで押し戻される場面もあった。その後は持ち直しの動きとなっている。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株が堅調。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>、丸紅<8002.T>などの卸売株も高い。JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>、阪急阪神<9042.T>などの陸運株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>、住友不<8830.T>などの不動産株も買われている。

 半面、ファーストリテ<9983.T>、良品計画<7453.T>、コジマ<7513.T>などの小売株が安い。

 個別では、青山商<8219.T>、ファイズHD<9325.T>、ips<4390.T>、OATアグリ<4979.T>などの上げが目立った。半面、ダイヤHD<6699.T>、anfac<7035.T>、SFPHD<3198.T>、ナガイレベ<7447.T>などの下げが目立った。

提供:モーニングスター社

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