31日の東京株式市場見通し=反落後は弱含みの展開か

国内市況

2022/8/31 7:47

 予想レンジ:2万7800円-2万8100円(30日終値2万8195円58銭)

 31日の東京株式は反落後、弱含みの展開か。現地30日の米国株式が3日続落したことから、売り先行スタートとなりそう。日経平均株価はきのう30日、25日移動平均線(29日時点で2万8245円)が上値として意識される展開だったこともあり、積極的買いは見込みづらく、様子見姿勢が強まる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の半ば(30日は138円45-47銭)、ユーロ・円が1ユーロ=138円台の後半(同138円84-88銭)と小動き。30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、富士通<6702.T>、アドバンテスト<6857.T>などが、30日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比275円安の2万7925円だった。(高橋克己)

31日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7月鉱工業生産、7月商業動態統計

・14:00 8月消費動向調査、7月住宅着工、29日時点の石油製品価格

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国8月コンポジットPMI・製造業PMI・非製造業PMI

・21:00 インド4-6月期GDP

・21:15 米8月ADP雇用統計

・米、新型コロナ対応で導入した学生ローン返済の一時停止が期限を迎える

・インド市場休場

・決算発表=センチネルワン、ヴィーヴァ・システムズ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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