<新興国eye>米政府、半導体大手のエヌビディアとAMDにロシア向け輸出停止を指示

新興国

2022/9/2 9:24

 米グラフィック・プロセッサ(GPU)大手エヌビディアは8月31日、米政府から8月26日に同社製の高性能半導体がロシアと中国で軍事目的に転用されるリスクを低減するよう指示されたことを明らかにした。米政府の指示は輸出ライセンスの取得手続きを承認する上で重要な要件となっている。

 同社では今後、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(高性能計算、HPC)や機械学習などのAI(人工知能)に適したグラフィック・プロセッサ(GPU)の「A100」と、現在開発中の「H100」、これらの半導体を搭載するサーバー「DGX」、さらには、将来、A100と同等かそれ以上のパフォーマンスがある製品のロシアと中国への輸出に悪影響が及ぶとしている。

 また、エヌビディアと同様に、米同業大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズも米政府からロシアと中国へのAI半導体輸出の停止を指示されている。

<関連銘柄>

 RTS連動<1324.T>、WTI原油<1671.T>、ガス<1689.T>、

 原油<1690.T>、野村原油<1699.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ