米国株式市場:金利上昇への警戒感が後退、NYダウ、ナスダック3日続伸

株式

2022/9/12 7:46

 前週末9日の米国株式は、3日続伸した。NYダウが前日比377.19ドル高の3万2151.71ドル、ナスダック総合指数が同250.178ポイント高の1万2112.307ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億2310万株、ナスダック市場が42億7345万株だった。

 ウォラーFRB(米連邦準備制度理事会)理事は、経済が衝撃を吸収できるうちに積極的な利上げを進める必要があると発言した。ただ、米10年物国債の利回りは3.3%前後で小動きにとどまり、金利上昇への警戒感が後退。週末要因もあり、買い戻す動きが強まる格好となった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、メタ(旧フェイスブック)やテスラ、アドバンスド・マイクロ・デバイシズなどが上昇した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同9日の大阪取引所清算値比195円高の2万8195円だった。

提供:モーニングスター社

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