日経平均は79円高、欧米株高を支えに買い先行、一時下げ転換も盛り返す

 13日午前10時時点の日経平均株価は前日比79円16銭高の2万8621円27銭。朝方は、12日の欧米株高を支えに買いが先行したが、直近の連騰で利益確定売りも出やすく下げに転じる場面もあった。ただ、下値は限定的で一巡後は盛り返し、一時2万8659円76銭(前日比117円65銭高)まで値を上げた。その後は、一服商状となっている。

 業種別では、任天堂<7974.T>、ローランド<7944.T>などのその他製品株が堅調。JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>、西武HD<9024.T>などの陸運株や、ANA<9202.T>、JAL<9201.T>などの空運株も高い。川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も買われている。INPEX<1605.T>、K&Oエナジ<1663.T>などの鉱業株や、住友鉱<5713.T>、大阪チタ<5726.T>、邦チタ<5727.T>、などの非鉄金属株も値を上げている。

 半面、日産自<7201.T>、ホンダ<7267.T>、三菱自<7211.T>などの輸送用機器株が軟調。SOMPOH<8630.T>、T&DHD<8795.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も安い。オリンパス<7733.T>、シチズン時計<7762.T>などの精密株もさえない。

 個別では、日医工<4541.T>、HEROZ<4382.T>がストップ高となり、正栄食<8079.T>、トルク<8077.T>などの上げも目立つ。半面、CRE<3458.T>、IWI<4847.T>、スタティアH<3393.T>、三菱自<7211.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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