<米国株情報>ペロトン、フォーリー氏ら共同創業者の退社を受け株価下落

株式

2022/9/14 10:30

 経営再建中の家庭用フィットネス機器・双方向トレーニングサービス大手ペロトン・インタラクティブは12日、共同創業者で前CEO(最高経営責任者)のジョン・フォーリー氏が同日付で退社したと明らかにした。

 フォーリー氏は2月、10年間務めたCEOを辞任。その後、取締役会長に就任していた。後任の新会長には高級家具大手レストレーション・ハードウエア出身のカレン・ブーン氏が就任する。

 また、フォーリー氏と並んでもう一人の共同創業者であるヒサオ・クシ(庫什久雄)CLO(最高法務責任者)と商業戦略を担当するケビン・コーニルスCCO(最高商務責任者)の2人の退社も発表した。退社はクシ氏が10月3日、コーニルス氏が9月23日付。後任の新CLOには配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ出身のタミー・アルバーラン氏が指名された。

 同社の最近の業績は、8月25日に発表された4-6月期(第4四半期)決算で純損失(赤字)額が前年同期の3億1320万ドルから12億4440万ドルと、約4倍に急増している。営業経費が過剰在庫の解消などリストラ計画(営業経費を年間8億ドル節減)の進展により、前年比2倍(111%増)の11億7210万ドルとなったことが背景。売上高も前年比28%減の6億7870万ドルと、大幅減収となっている。

 ペロトンの株価は13日、前日比10.32%安の9.91ドルと急落した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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