土屋HDが急落、22年10月期利益予想を下方修正し一転減益見込みに

株式

2022/9/14 14:21

 土屋ホールディングス<1840.T>が急落し、一時21円安の199円を付けている。13日引け後に22年10月期の連結利益予想を下方修正し、一転して減益見通しとなり、嫌気された。

 22年10月期業績予想は、売上高が330億円から353億円(前期比13.7%増)に増額されたが、営業利益は6億3000万円から3億3500万円(同43.3%減)に引き下げられた。不動産事業の拡大で売上高が当初より増えるものの、住宅事業において、当初の想定以上に建築コストが高騰したため、利益率が低下。加えて事業拡大に向け、期初から進めていた積極的な先行投資費用の増加により、採算が悪化する。

 同時に発表された第3四半期累計(21年11月-22年7月)決算は、売上高が215億6000万円(前年同期比11.8%増)、営業損益が11億4800万円の赤字(前年同期は5億2300万円の赤字)となった。

 午後2時21分時点の株価は、前日比14円安の206円。

提供:モーニングスター社

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