16日の東京株式市場見通し=反落後も軟調な展開か

国内市況

2022/9/16 7:48

 予想レンジ:2万7500円-2万7900円(15日終値2万7875円91銭)

 16日の東京株式は、反落後も軟調な展開か。きのう15日の日経平均株価は反発したものの、後場には方向感に欠ける動きだった。現地15日の米国株式が反落したことや週末要因なども重なり、売り優勢スタートが見込まれる。主力銘柄への手がかりが不足するなか、引き続き、インバウンドやレジャー関連の銘柄に物色の矛先が向かいそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(15日は143円56-58銭)、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の半ば(同143円23-27銭)と小動き。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、ソニーG<6758.T>、アドバンテスト<6857.T>などが、15日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比200円安の2万7480円だった。(高橋克己)

16日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・IPO(新規上場)=eWeLL<5038.T>(グロース市場)

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国8月工業生産、中国8月小売売上高、中国8月都市部固定資産投資

・23:00 米9月ミシガン大学消費者マインド指数

・米国市場トリプルウィッチング

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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