日経平均は338円安、米利上げ加速への警戒根強く米国株安で売り先行

 16日午前10時時点の日経平均株価は前日比338円65銭安の2万7537円26銭。朝方は、米利上げ加速への警戒感が根強く15日の米国株式が下落した流れを受け、売りが先行した。先物に断続的な売りが出て下げ幅を拡大し、2万7500円台前半で軟調に推移している。

 業種別では、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が軟調。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も安い。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ファナック<6954.T>、TDK<6762.T>などの電機株も売られている。ブリヂス<5108.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株や、任天堂<7974.T>、バンナム<7832.T>などのその他製品株も値を下げている。

 半面、りそなHD<8308.T>、みずほ<8411.T>などの銀行株が堅調。王子HD<3861.T>などのパルプ紙株も高く、第一生命HD<8750.T>、かんぽ生命<7181.T>などの保険株も引き締まっている。

 個別では、アスクル<2678.T>、Wスコープ<6619.T>、恵和<4251.T>などの下げが目立つ。半面、M&Aキャピ<6080.T>、ギフトHD<9279.T>、アルヒ<7198.T>などの上げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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