日経平均は212円高、自律反発狙いの買いが先行、一巡後は伸び悩む

 3連休明け20日午前10時時点の日経平均株価は前週末比212円76銭高の2万7780円41銭。朝方は、前週末に大幅反落した反動で自律反発狙いの買いが先行した。19日の米国株式が3日ぶりに反発したことも支えとなり、一時2万7907円45銭(前週末比339円80銭高)まで上昇した。一巡後は先物売りを交えて伸び悩み商状となっている。

 業種別では、トヨタ<7203.T>、マツダ<7261.T>、デンソー<6902.T>などの輸送用機器株が堅調。フジクラ<5803.T>、住友電工<5802.T>、などの非鉄金属株も高く、ブリヂス<5108.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株や、東海カーボン<5301.T>、ガイシ<5333.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株も値を上げている。キリンHD<2503.T>、アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株や、東エレク<8035.T>、TDK<6762.T>、京セラ<6971.T>などの電機株も買われている。

 半面、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も安い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>、東建物<8804.T>などの不動産株も売られている

 個別では、gumi<3903.T>、Wismet<9260.T>、稀元素<4082.T>などの上げが目立つ。半面、Wスコープ<6619.T>がストップ安ウリ気配となり、クロスキャット<2307.T>、HIS<9603.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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