パレモHDが一時急伸、23年2月期第2四半期と通期の損益予想を修正、黒字幅が拡大へ

株式

2022/9/21 12:02

 パレモ・ホールディングス(パレモHD)<2778.T>が急伸し、一時22円高の245円を付ける場面があった。20日引け後、23年2月期第2四半期(22年2月21日-8月20日)と通期(22年2月21日-23年2月20日)の連結損益予想を修正。黒字幅が拡大する見込みを示し、材料視された。

 第2四半期業績予想は、売上高を94億円から92億5400万円(前年同期比)に引き下げたものの、営業損益は2億5000万円の黒字から4億2200万円の黒字(前年同期は3億1100万円の赤字)に拡大する。売上高は、不採算店舗の閉店を前倒しで進めた影響などで、前回予想から若干下回る見込み。損益面では、徹底した経費削減に加え、業態変更店舗の追加対応など、事業再構築計画をさらに進めたことが寄与する。通期予想は、売上高を177億円から174億円(前期比)に減額したが、営業損益は3億5000万円の黒字から4億5000万円の黒字(前期は7億900万円の赤字)に引き上げた。新規出店が当初計画の想定より遅れが発生しているが、第2四半期までの業績推移や、足元での業績動向を織り込んだ。

 前場終値は、前日比7円高の230円。

提供:モーニングスター社

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