米国株式市場:堅調な消費支出を受け利上げの継続を警戒、NYダウ・ナスダック続落

株式

2022/10/3 7:46

 前週末9月30日の米国株式は、続落した。NYダウが前日比500.10ドル安の2万8725.51ドル、ナスダック総合指数が同161.887ポイント安の1万575.619ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が15億8338万株、ナスダック市場が43億722万株だった。

 米8月個人消費支出が前月比0.4%増となり、市場予想平均の同0.2%増を上回った。堅調な消費支出を受け、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げの継続を警戒、企業業績への影響が懸念された。NYダウが終値ベースで2万8000ドル台となるのは、20年11月6日(2万8323.40ドル)以来、約1年11カ月ぶり。同指数の採用銘柄は、全30銘柄が下落し、ナイキやボーイング、ウォルト・ディズニーなどが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末9月30日の大阪取引所清算値比10円安の2万5930円だった。

提供:モーニングスター社

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