パナソニック、「受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー」を用いて既築マンションで無人受け取りサービスの実証実験

株式

2022/10/3 15:59

 パナソニック<6752.T>は前週末9月30日、グループのパナソニック産機システムズが、10月3日から神奈川県藤沢市の「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」をはじめとした3カ所で、「受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー(以下、ロッカー)」を用いた既築のマンション・住宅団地向け、無人受け取りサービスの実証実験を開始すると発表した。

 同社はこれまで、既築の商業施設や食品小売店舗などにロッカーを導入した実績を元に、今回は既築のマンション・住宅団地にロッカーを後付け設置する。今回の実証実験では、参加する一次産業事業者や小売事業者が扱う地産の新鮮な農作物・海産物を直接ロッカーへ届けるサービスと、SGHD<9143.T>の佐川急便および他の運送会社が、再配達時にロッカーに届けるサービスの2種類を提供。それにより利用者は、24時間、都合の良い時間に、配達員と非対面で冷凍・冷蔵品を受け取ることが可能になる。設置後の再配達率の推移や、居住者の満足度などを調査し、受け取りサービスの利便性を検証する。

 3日の終値は、前週末比10.5円高の1025円。

提供:モーニングスター社

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