日経平均は631円高、米長期金利低下に米株急反発で買い優勢

 4日午前10時時点の日経平均株価は前日比631円49銭高の2万6847円28銭。朝方は、米長期金利の低下を背景に3日の米国株式が3営業日ぶりに急反発した流れを受け、買い優勢で始まった。上げ幅を拡大し、足元では2万6800円台で堅調に推移している。

 業種別では、伊藤忠<8001.T>、丸紅<8002.T>、住友商<8053.T>などの卸売株が上昇。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も高い。東電力HD<9501.T>、北海道電力<9509.T>、大阪ガス<9532.T>などの電気ガス株も買われ、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維製品株も値を上げている。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も堅調。オリックス<8591.T>、クレセゾン<8253.T>などのその他金融株も物色されている。

 半面、川崎汽<9107.T>、ユナイテド海<9110.T>などの海運株がさえない。

 個別では、クスリアオキ<3549.T>、円谷FH<2767.T>、ウェルビー<6556.T>などの上げが目立つ。半面、ネクステージ<3186.T>、ダイセキS<1712.T>、IDOM<7599.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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