日経平均は180円程度高、時間外取引で米株価指数先物が上昇した動きが支えのもよう=6日前場

 6日午前9時40分すぎの日経平均株価は、前日比180円程度高い2万7300円前後で推移する。午前9時21分には、同223円68銭高の2万7344円21銭を付けている。きのう5日に3日続伸し、堅調に推移していた動きが継続。朝方から、買いが先行した。時間外取引で米株価指数先物が上昇していることが意識されているもようで、しっかりした動きが続いている。現地5日の米国株式は3日ぶりに反落し、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比60円安の2万7020円だった。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が上昇。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も高い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株も堅調。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も上げている。

 個別では、オーバル<7727.T>、薬王堂HD<7679.T>、KPPGHD<9274.T>、楽天グループ<4755.T>、松屋<8237.T>などが上昇。半面、ウェザーニューズ(WNIウェザ)<4825.T>、カチタス<8919.T>、トーセイ<8923.T>、イオンファン<4343.T>、しまむら<8227.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時40分時点で、1ドル=144円台の半ば(5日は1ドル=144円44-46銭)、1ユーロ=143円台の前半(同143円58-62銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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