パスが急騰、京都大学と微細藻類由来「フコキサンチン」で共同研究

株式

2022/10/7 9:45

 パス<3840.T>が前日比10.7%高の62円まで買われる場面があった。海藻や微細藻類に含まれる「フコキサンチン」に関し、京都大学と共同研究を開始すると発表した。

 フコキサンチンは天然色素の「カロテノイド」の一種で抗酸化力がある。同社の連結子会社であるアルヌール(東京都渋谷区)は、屋内で微細藻類を培養してフコキサンチンを抽出し、安定供給できる強みを持つ。

 京都大学大学院農学研究科の菅原達也教授と共同で、紫外線によるシワ形成などの老化を、フコキサンチンを経口摂取することにより抑制する効果を研究する。将来的に、美や健康に有効なサプリメントなどの食品として販売することを目指す。

提供:モーニングスター社

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