日経平均は75円程度安、積極的な買いが限られるなか売りが強まる格好に=13日前場

 13日午前9時40分すぎの日経平均株価は、前日比75円程度安い2万6321円前後で推移する。午前9時38分には、同88円21銭安の2万6308円65銭を付けている。朝方は、きのう12日の方向感に欠ける動きが継続するなか、やや買い優勢でスタートした。ただ、積極的な買いは限られているもようで、ジリジリと売りが強まる格好となっているようだ。現地12日の米国株式市場では、NYダウが反落し、ナスダック総合指数が6日続落するなど弱い展開で、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比30円安の2万6360円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、東電力HD<9501.T>、中部電力<9502.T>などの電気ガス株が下落。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も安い。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も軟調。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も下げている。

 個別では、ヒトコムHD<4433.T>、チヨダ<8185.T>、三光合成<7888.T>、ビックカメラ<3048.T>、ライク<2462.T>などが下落。半面、トレファク<3093.T>、コシダカHD<2157.T>、久光薬<4530.T>、東芝<6502.T>、ウイングA<4432.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時40分時点で、1ドル=146円台の半ば(12日は1ドル=146円16-19銭)、1ユーロ=142円台の半ば(同141円88-92銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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