20日の東京株式市場見通し=反落後はもみ合いか

国内市況

2022/10/20 7:47

 予想レンジ:2万6900円-2万7400円(19日終値2万7257円38銭)

 20日の東京株式は反落後、もみ合いか。きのう19日の日経平均株価は上値が重いものの続伸し、終値ベースで200日移動平均線(19日時点で2万7247円)を上回った。投資家心理の好転が期待されるが、国内企業の決算発表の本格化を前に、手がかり材料に乏しいことから、積極的に上値を追う動きは限られそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の後半(19日は149円33-36銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=146円台の半ば(同146円93-97銭)と円高に振れている。19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、楽天グループ<4755.T>、ローム<6963.T>、オリンパス<7733.T>などが、19日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比195円安の2万7035円だった。(高橋克己)

20日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 9月貿易統計、週間の対外対内証券売買契約

・14:00 9月首都圏新規マンション発売、9月コンビニ売上高

・IPO(新規上場)=ビジネスコーチ(ビジコーチ)<9562.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米9月中古住宅販売件数、米9月コンファレンス・ボード景気先行指数

・米20年国債入札

・トルコ中銀金融政策決定会合

・決算発表=ダウ、AT&T、ユニオン・パシフィック、フィリップ・モリス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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