21日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

2022/10/21 7:47

 予想レンジ:2万6800円-2万7200円(20日終値2万7006円96銭)

 21日の東京株式は、弱含みの展開か。きのう20日の日経平均株価は、下げ渋る動きをみせたものの、買い手がかり材料に乏しいこともあり、上値は重そう。先行き不透明感があるなか、週末要因もかさなり、ポジション調整の売りが強まる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=150円トビ台(20日は149円86-88銭)、ユーロ・円が1ユーロ=146円台の後半(同146円66-70銭)と円安方向に振れている。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ローム<6963.T>、三菱UFJ<8306.T>、東電力HD<9501.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比20円高の2万7020円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 9月消費者物価

・10:00 9月民生用電子機器国内出荷

・14:00 9月粗鋼生産、9月スーパー売上高

【海外】(時間は日本時間)

・決算発表=シュルンベルジェ、ベライゾン・コミュニケーションズ、アメリカン・エキスプレス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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