米国株式市場:大幅利上げ継続への警戒感が後退、NYダウ、ナスダック3日ぶり反発

株式

2022/10/24 7:46

 前週末21日の米国株式は、3日ぶりに反発した。NYダウが前日比748.97ドル高の3万1082.56ドル、ナスダック総合指数が同244.872ポイント高の1万859.716ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億1989万株、ナスダック市場が47億1430万株だった。

 米ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、FRB(米連邦準備制度理事会)が11月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、12月の会合での利上げ幅の縮小を協議すると報じた。報道を受け、米10年物国債の利回りが4.3%台から4.2%台に低下(価格は上昇)。大幅な利上げ継続への警戒感が後退、幅広い銘柄に見直し買いが入った。NYダウ採用銘柄では、キャタピラーやJPモルガン、ゴールドマン・サックスなどが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末21日の大阪取引所清算値比210円高の2万7110円だった。

提供:モーニングスター社

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