日経平均は382円高、米国株高を受け買い先行

 24日午前10時時点の日経平均株価は前週末比382円11銭高の2万7272円69銭。朝方は、前週末の米国株式市場で、大幅利上げ継続への警戒感が後退し、主要3指数が上昇した流れを受け、買いが先行した。時間外取引の米株価指数先物高も支えとなり、上げ幅を広げ、一時2万7308円97銭(前週末比418円39銭高)まで上昇した。その後は一服商状となっている。

 業種別では、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>、T&DHD<8795.T>などの保険株も高い。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>、クボタ<6326.T>などの機械株や、住友鉱<5713.T>、邦チタ<5727.T>、大阪チタ<5726.T>などの非鉄金属株も堅調。HOYA<7741.T>、ニコン<7731.T>、島津製<7701.T>などの精密株や、東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>などの電機株も買われている。

 半面、三菱地所<8802.T>、三井不<8801.T>、東建物<8804.T>、などの不動産株が軟調。京急<9006.T>、西武HD<9024.T>、阪急阪神<9042.T>などの陸運株も安い。三越伊勢丹<3099.T>、高島屋<8233.T>、H2Oリテイ<8242.T>などの小売株も売られている。

 個別では、ラクス<3923.T>、メック<4971.T>、マネーフォワード<3994.T>などの上げが目立つ。半面、西松屋チェーン<7545.T>、くら寿司<2695.T>、力の源HD<3561.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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