ヒトコムHDが続伸、モーニングスターが「インバウンド効果は絶大で買い時」と指摘

株式

2022/10/26 9:24

 成果追求型の営業支援企業ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433.T>が続伸。モーニングスターは26日付レポートで、10月からは、外国人観光客の個人旅行が解禁され、入国制限はほぼコロナ禍前に戻ったこと、さらに円安水準が定着していることなどから、インバウンドは今後さらに加速すると指摘。同社では、23年8月期のインバウンドの売上高は1900百万円(前期比5.4倍)を見込んでいるが、上期で入国者数がすでに7倍となっていることを考えれば、上積みも想定できるという。

 レポートでは、株価は米国の金融引き締めやロシアによるウクライナ侵攻などの影響で全体市場が軟化する中での23年8月期の減収減益計画に反応したが、モーニングスターではコロナ関連業務が保守的なこと、インバウンドの急拡大期待から、期初ながら23年8月期の上ブレ確度は高いとしている。想定株価レンジは2500-3000円(前回は2700-3200円)、投資判断は「オーバーウエート」(強気)継続としている。

 午前9時23分時点の株価は、前日比4円高の1692円。

提供:モーニングスター社

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