日経平均は234円高、米国株高を受け買い先行、一時2万7500円回復

 26日午前10時時点の日経平均株価は前日比234円45銭高の2万7484円73銭。朝方は、買いが先行した。米長期金利の低下を背景に25日の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、一時2万7523円55銭(前日比273円27銭高)まで上昇した。取引時間中での2万7500円回復は9月20日(高値2万7907円45銭)以来となる。その後は一服商状となっている。

 業種別では、第一三共<4568.T>、中外薬<4519.T>、エーザイ<4523.T>などの医薬品株や、エムスリー<2413.T>、リクルートHD<6098.T>、楽天グループ<4755.T>などのサービス株が堅調。オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>、テルモ<4543.T>などの精密株も買われている。資生堂<4911.T>、旭化成<3407.T>、信越化<4063.T>などの化学株や、東レ<3402.T>、デサント<8114.T>などの繊維製品株も値を上げている。オリックス<8591.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株も高い。

 半面、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株が軟調。東武<9001.T>、西武HD<9024.T>、阪急阪神<9042.T>などの陸運株も安い。ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株もさえない。

 個別では、anfac<7035.T>、リョーサン<8140.T>、デンカ<4061.T>などの上げが目立つ。半面、大末建<1814.T>、KOA<6999.T>、山パン<2212.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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