明日の日本株の読み筋=もみ合い商状が続きそう

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株式

2022/10/27 16:30

 28日の東京株式市場は、もみ合い商状が続きそうだ。先行き不透明感があるなか、週末要因もあり、リスク回避姿勢の売りが強まる場面も想定される。日銀の金融政策決定会合の結果発表や、その後の黒田東彦総裁の記者会見も控えることから、手控えムードが広がる場面も想定される。市場では「堅調とみられていた米企業の業績への警戒感もあり、様子見姿勢が強まりそう」(中堅証券)との声が聞かれた。

 27日の日経平均株価は、前日比86円60銭安の2万7345円24銭と4日ぶりに反落して取引を終えた。27日の取引終了後、東京証券取引所が発表した10月第3週(17-21日)の投資部門別売買状況(現物株)によると、金額ベースで海外投資家は4930億円の売り越しで、3週ぶりに売り越し。一方、個人投資家は1482億円の買い越しで3週ぶりに買い越しとなった。

提供:モーニングスター社

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