28日の東京株式市場見通し=続落後も軟調な展開か

国内市況

2022/10/28 7:47

 予想レンジ:2万6900円-2万7400円(27日終値2万7345円24銭)

 28日の東京株式は続落後も、軟調な展開か。日経平均株価はきのう27日、安値圏で取引を終えた弱い動きが継続し、売り優勢スタートとなりそう。日銀の金融政策決定会合の結果発表や、その後の黒田東彦総裁の記者会見も控え、手控えムードが広がる場面も想定される。23年3月期第2四半期(22年4-9月)決算発表の本格化で、好業績銘柄への個別株物色が中心になるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(27日は145円71-74銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=145円台の半ば(同146円69-73銭)と小動き。27日のADR(米国預託証券)は円換算値で、富士通<6702.T>、ファナック<6954.T>、ローム<6963.T>などが、27日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比225円安の2万7075円だった。(高橋克己)

28日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 10月東京都区部消費者物価、9月失業率・有効求人倍率

・黒田日銀総裁会見

・日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)

・決算発表=MRO<3064.T>、豊田織<6201.T>、三菱電機<6503.T>、NEC<6701.T>、キーエンス<6861.T>、デンソー<6902.T>、アイシン<7259.T>、豊田通商<8015.T>、SGHD<9143.T>

・IPO(新規上場)=pluszero(pzero)<5132.T>(グロース市場)

【海外】(時間は日本時間)

・17:00 ドイツ7-9月期GDP

・21:30 米9月個人所得・個人支出

・23:00 米9月中古住宅販売仮契約、米10月ミシガン大学消費者景況感指数(確報値)

・決算発表=(アジア)BYD(米国)シェブロン、エクソンモービル

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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