31日の東京株式市場見通し=反発後も堅調な展開か

国内市況

2022/10/31 7:47

 予想レンジ:2万7300円-2万7700円(28日終値2万7105円20銭)

 31日の東京株式は反発後、堅調な展開か。日経平均株価は、前週末28日に週末要因などから手じまい売りに押された反動や、現地28日の米国株式市場で、NYダウが6日続伸し、ナスダック総合指数も反発した動きもあり、買い先行スタートとなろう。チャート上では、75日移動平均線(2万7550円)や13週移動平均線(2万7617円)近辺などで、戻り待ちの売りも警戒され、上値が重くなる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の後半(前週末28日は147円07-08銭)、ユーロ・円が1ユーロ=146円台の後半(同146円27-31銭)と、円安方向に振れている。

 前週末28日のADR(米国預託証券)は円換算値で、クボタ<6326.T>、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などが、同28日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同28日の大阪取引所清算値比495円高の2万7505円だった。(高橋克己)

31日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 9月鉱工業生産、9月商業動態統計

・14:00 10月消費動向調査、9月住宅着工・建設受注

・決算発表=JT<2914.T>、アステラス薬<4503.T>、塩野義薬<4507.T>、小野薬<4528.T>、第一三共<4568.T>、大塚HD<4578.T>、コマツ<6301.T>、レーザーテク<6920.T>、京セラ<6971.T>、村田製<6981.T>、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>、ANA<9202.T>、関西電力<9503.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国10月コンポジットPMI・製造業PMI・非製造業PMI

・19:00 ユーロ圏7-9月期GDP

・米韓空軍が大規模合同訓練を実施(-11月4日まで)

・英政府、中期財政計画発表

・決算発表=(欧州)エヌエックスピー・セミコンダクターズ(米国)アリスタネットワークス、オン・セミコンダクター

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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