J-MAXが急落し一時ストップ安、23年3月期の連結利益予想を下方修正

株式

2022/11/4 14:30

 J-MAX<3422.T>が急落し、一時100円ストップ安の596円を付ける場面がみられた。2日引け後、23年3月期の連結利益予想を下方修正し、嫌気された。

 23年3月期業績予想で、売上高は530億円(前期比16.1%増)を据え置いたが、営業利益を32億円から27億円(同7.9%減)に引き下げ、一転して減益となる見込みとした。売上高は、車体プレス部品の原材料価格高騰および為替相場が想定より円安基調で推移するなどの上ブレ要因はあるものの、新型コロナ感染拡大および半導体供給不足の影響などで、当初見込んでいた車体プレス部品の生産台数を下回る見込みにあることを織り込んだ。利益面では、継続的な原価低減を進めているが、生産変動に伴う固定費負担の増加や、原材料価格高騰に伴う売価反映の時期ズレ、中国では上海ロックダウンによる生産停止に伴う費用を特別損失に計上したことなどが影響する。

 午後2時25分時点の株価は、前営業日比92円安の604円。

提供:モーニングスター社

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