日本精工、ボールねじ送り系の状態安定化技術を開発

株式

2022/11/4 15:58

 日本精工<6471.T>は2日、工作機械に代表されるものづくりを支える生産設備向けに、ボールねじ送り系の状態安定化技術「NSK Feed Drive Adjuster(NSKフィードドライブアジャスター)」を開発したと発表した。

 同社が開発した「NSK Feed Drive Adjuster」は、片側のサポート軸受部に適度な剛性ならびに動特性の維持を可能にするとともに、軸方向の変位に追従する。それにより、送り系が発熱などの環境変化の影響を受けても剛性の変化が最小限となり、軸方向の荷重を支持し続けられるため、加工の精度や品質、生産性の変化を低減することができるという。

 4日の終値は、前日比10円安の782円。

提供:モーニングスター社

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