リードがストップ高、23年3月期の業績予想上ブレに期末配当予想増額で人気化

株式

2022/11/10 10:51

 リード<6982.T>が100円ストップ高の712円に駆け上がった。9日引け後に23年3月期単体業績予想を上方修正するとともに期末(一括)配当予想の5円増額を発表し、人気化した。

 23年3月期業績予想は、売上高が46億5000万円から48億円(前期比21.1%増)、営業損益が5000万円の黒字から9000万円の黒字(前期は2億6800万円の赤字)に引き上げられた。売上高の9割を占める自動車用部品部門において、半導体供給不足の影響が、当初計画に比べ緩和され、受注が増加。原材料価格や電気料高騰の影響があるものの、適正な価格転嫁対応の実現、人員配置の適正化や物流コストの削減等、生産性改善の効果を見込み、前回の業績予想を上回る見込みとなった。期末配当については、前回の5円から10円(前期末は5円)に増額した。

 同時に発表された第2四半期累計(22年4-9月)決算は、売上高が23億7600万円(前年同期比33.7%増)、営業損益が5600万円の黒字(前年同期は2億1700万円の赤字)だった。

提供:モーニングスター社

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