日経平均が3日ぶり大幅反発スタート、米国株の急反発を受け買い優勢=11日寄り付き

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株式

2022/11/11 9:09

 11日の日経平均株価は、前日比422円59銭高の2万7868円69銭と3日ぶりに大幅反発してスタート。ほどなくして2カ月ぶりとなる2万8000円台を回復した。きのう10日に大幅続落していた反動や、米10月CPI(消費者物価指数)が市場予想平均を下回ったことで、物価上昇の鈍化に伴う米国の利上げ幅縮小期待を好感し、現地10日の米国株式が急反発したこともあり、買いが優勢となった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比545円高の2万7975円だった。

 取引開始前に日本銀行が発表した10月企業物価(速報)は前年同月比9.1%上昇し、市場予想平均の同8.8%上昇を上回った。

 東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=141円台の半ば(10日は146円30-31銭)、1ユーロ=144円台の前半(同146円26-30銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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