14日の東京株式市場見通し=反落後、底堅い展開か

国内市況

2022/11/14 7:47

 予想レンジ:2万7900円-2万8400円(11日終値2万8263円57銭)

 14日の東京株式は反落後、底堅い展開か。日経平均株価は前週末11日に急騰した反動で、売り優勢スタートとなりそう。ただ、前週末の大幅高で心理的なフシ目の2万8000円を上抜けたことから、投資家心理の改善が見込まれるなか、下げ渋る動きがみられそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=139円台の前半(前週末11日は141円18-20銭)、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の後半(同144円62-66銭)と円高方向に振れている。前週末11日のADR(米国預託証券)は円換算値で、楽天グループ<4755.T>、東芝<6502.T>、ソフバンG<9984.T>などが、同11日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同11日の大阪取引所清算値比150円安の2万8120円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・決算発表=電通グループ<4324.T>、日ペイントH<4612.T>、リクルートHD<6098.T>、SMC<6273.T>、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、みずほ<8411.T>、第一生命HD<8750.T>、東急<9005.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:00 インド10月消費者物価

・決算発表=タイソン・フーズ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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