米国株式市場:経済指標を材料視、NYダウ・ナスダック反発

株式

2022/11/16 7:47

 15日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比56.22ドル高の3万3592.92ドル、ナスダック総合指数が同162.190ポイント高の1万1358.410ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億2879万株、ナスダック市場が53億1309万株だった。

 米10月のPPI(生産者物価指数)が前月比0.2%上昇し、市場予想平均の同0.4%上昇を下回った。インフレのピークアウト期待が高まり、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げペースの鈍化を見込んだ買いが優勢となった。ただ、ロシア軍のミサイルがポーランド国内に着弾したと報じられ、上げ幅を縮小して取引を終えた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アドバンスド・マイクロ・デバイシズやネットフリックス、アルファベット(グーグルの持ち株会社)などが上昇した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比45円安の2万7985円だった。

提供:モーニングスター社

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