30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、神経質な展開か

為替

2022/11/30 8:31

ドル・円予想レンジ:1ドル=137円80銭-139円80銭

 30日の東京外国為替市場で、ドル・円は神経質な展開とみる。前日の米国時間は米長期金利の上昇を受けてドル買い・円売りが優勢となったが、次第に上げ幅を縮小するなど方向感が乏しかった。きょうの米国ではパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控え、一部では積極的な利上げに前向きな姿勢を示すとの見方もあり、ドル・円の下値を支えそう。一方、「ゼロコロナ政策」や抗議活動をめぐって中国の動向にも関心が向かっており、中国の金融市場を眺めながらの展開が予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月鉱工業生産速報

アジア:中国11月製造業PMI(購買担当者景気指数)、中国11月非製造業PMI、インド7-9月期GDP(国内総生産)、タイ中銀が政策金利を発表

北米:米11月ADP雇用統計、米7-9月期GDP改定値、米11月シカゴPMI(購買部協会景気指数)、ベージュブック(米地区連銀経済報告)

欧州:仏7-9月期GDP(国内総生産)改定値、独11月失業率、ユーロ圏11月HICP(消費者物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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