ファーストコーポにモーニングスターが「オーバーウエート」継続、「造注方式」拡大で高い工事利益率確保へ

株式

2022/11/30 9:16

 ファーストコーポレーション<1430.T>について、モーニングスターは11月30日付で投資判断を「オーバーウエート」(強気)継続、想定株価レンジ1000-1300円とした。

 同社は東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で、分譲マンションに特化した建設工事を展開している。用地と建物一体の事業企画をマンション・デベロッパーに販売する「造注方式」に注力している点が特徴。造注方式は最も高い価格を提示するデベロッパーに販売するため、競争入札より高い工事利益率を確保できる。

 23年5月期は第1四半期(6-8月)に不動産売上高はなかったものの、完成工事高は増加した。通期の受注計画は7件で、8月までに一般請負1件を受注している。さらに、11月には「千葉駅東口西銀座B地区優良建築物等整備事業施設建築物新築工事(仮称)」を受注した。

 午前9時15分時点の株価は、前日比1円高の715円。

提供:モーニングスター社

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