米国株式市場:パウエルFRB議長の講演を受け、NYダウ続伸、ナスダックは4日ぶり反発

株式

2022/12/1 7:46

 11月30日の米国株式は、NYダウが前日比737.24ドル高の3万4589.77ドルと続伸、ナスダック総合指数が同484.217ポイント高の1万1467.996ポイントと4日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が19億9451万株、ナスダック市場が61億5509万株だった。

 注目されたパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演で、利上げペースの縮小時期について「早ければ12月の会合から」との見方を示した。景気にも配慮した金利政策への変更が期待され、株式の買い戻しを誘う格好となった。NYダウが高値引けとなったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、ネットフリックスやエヌビディア、メタ(旧フェイスブック)などが買われ、同指数の上昇をけん引した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11月30日の大阪取引所清算値比330円高の2万8370円だった。

提供:モーニングスター社

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