日経平均は413円安、NYダウ・SOX指数安で売り先行、円高も重し

 2日午前10時時点の日経平均株価は前日比413円42銭安の2万7812円66銭。朝方は、1日の米国株式市場でNYダウやSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が下落した流れを受け、広範囲に売りが先行した。円高・ドル安も重しとなり、先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時2万7767円96銭(前日比458円12銭安)まで下押した。その後は下げ渋っているが、戻りは鈍い。

 業種別では、第一三共<4568.T>、小野薬<4528.T>、アステラス薬<4503.T>などの医薬品株が下落。T&DHD<8795.T>、MS&AD<8725.T>、SOMPOH<8630.T>などの保険株も売られ、ブリヂス<5108.T>、浜ゴム<5101.T>などのゴム製品株も安い。三井不<8801.T>、住友不<8830.T>、東建物<8804.T>などの不動産株や、丸紅<8002.T>、住友商<8053.T>、伊藤忠<8001.T>などの卸売株も軟調。郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も値を下げている。

 個別では、フリービット<3843.T>、KPPGHD<9274.T>、テモナ<3985.T>などが値下がり率上位。半面、一時ストップ高のハブ<3030.T>や、ACCESS<4813.T>、サイバー<4751.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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