7日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2022/12/7 7:47

 予想レンジ:2万7600円-2万8000円(6日終値2万7885円87銭)

 7日の東京株式は、軟調な展開か。きのう6日の日経平均株価は続伸したものの、現地6日の欧米株式が下落した動きを受け、売り優勢スタートとなりそう。積極的に買い進む手がかりに乏しいなか、模様眺めムードが広がりそう。また、週末9日に12月限株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出を控え、「SQ週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(論理的に説明できない動き)もあり、注意したい。為替相場は、ドル・円が1ドル=137円前後(6日は136円94-95銭)、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の半ば(同143円65-69銭)と小動き。6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、日電産<6594.T>、村田製<6981.T>などが、6日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比200円安の2万7660円だった。(高橋克己)

7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 11月末の外貨準備、11月上中旬の貿易統計

・14:00 10月景気動向指数、5日時点の石油製品価格

【海外】(時間は日本時間)

・中国11月貿易収支

・インド準備銀行金融政策決定会合

・ブラジル中銀政策金利発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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