8日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

2022/12/8 7:47

 予想レンジ:2万7500円-2万7800円(7日終値2万7686円40銭)

 8日の東京株式は、弱含みの展開か。日経平均株価はきのう7日、軟調な展開だったことや、現地7日の米国株式市場で上値が重かったことなどから、売り先行となりそう。手がかり材料に欠けるなか、引き続き、75日移動平均線(7日時点で2万7603円)が意識されそう。また、時間外取引での米株価指数先物や、中国・上海市場での値動きに左右される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の半ば(7日は137円41-44銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の半ば(同143円73-77銭)ともみ合い。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、村田製<6981.T>、三菱UFJ<8306.T>、MS&AD<8725.T>などが、7日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比75円安の2万7585円だった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7-9月期GDP確定値、週間の対外対内証券売買契約

・11:00 11月都心オフィス空室率

・14:00 11月景気ウォッチャー調査

・5年国債入札

・決算発表=積水ハウス<1928.T>

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米週間の新規失業保険申請件数

・決算発表=ブロードコム、ドキュサイン、コストコホールセール

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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