日経平均は135円高、米国株高を受け買い先行も一巡後は伸び悩む

 13日午前10時時点の日経平均株価は前日比135円09銭高の2万7977円42銭。朝方は、買いが先行した。12日の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、寄り付き後まもなく2万8116円56銭(前日比274円23銭高)まで上昇する場面があった。ただ、買い一巡後は伸び悩み、2万8000円割れ水準で推移している。現地13日発表の米11月CPI(消費者物価指数)を目前に控えていることもあり、いったん利益確定売りに傾いている。

 業種別では、オリックス<8591.T>、クレセゾン<8253.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株が堅調。SOMPOH<8630.T>、東京海上<8766.T>、かんぽ生命<7181.T>などの保険株も高い。ENEOS<5020.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も引き締まっている。武田薬<4502.T>、小野薬<4528.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株も買われ、三井倉HD<9302.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸関連株も値を上げている。

 半面、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株がさえない。

 個別では、グッドコムA<3475.T>、ラクスル<4384.T>、萩原工業<7856.T>などが値上がり率上位。半面、MRO<3064.T>、IKKHD<2198.T>、テモナ<3985.T>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社

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