<米国株情報>テスラの株主がマスク氏の辞任求める―時価総額5000億ドル割れ受け

株式

2022/12/19 10:25

 電気自動車大手テスラの主要株主がイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)の辞任を求めている。

 テスラの株価は、マスク氏がツイッター買収の資金ねん出のために売却を進めたこともあって安値を切り下げており、14日には時価総額が20年11月以来2年1カ月ぶりに5000億ドルを割り込んだ。

 テスラの株価低迷を受け、市場では「マスク氏がテスラを個人のATM(現金自動預け払い機)代わりに使っている」との批判が高まっている。テスラの主要株主3位のレオ・コグアン氏は14日、ツイッターでマスク氏の辞任を求めている。

 一方、上場廃止前のツイッターの株価は買収後に低迷し、株式価値が買収額の440億ドルを下回ったため、マスク氏は外部の投資家に対し、1株54.2ドルでツイッターの株式を取得する形で投資に参加するようを呼び掛けているもようだ。米政治経済情報サイトのセマフォ―(Semafor)が17日付で伝えた。

 テスラの株価は16日も前日比4.72%安の150.23ドルと下落して52週安値を切り下げており、時価総額も4700億ドル台に落ち込んでいる。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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