<米国株情報>ゴールドマン、近く約4000人を削減か―事業のスリム化で

株式

2022/12/20 10:21

 証券大手ゴールドマン・サックスは近く従業員の最大8%を削減する方向で検討しているもようだ。経済専門チャンネルCNBC(電子版)などが16日、関係者の話として伝えた。

 削減はすべての部門が対象となり、1月中に実施される可能性が高い。同社の従業員数は9月末時点で4万9100人となっており、4000人程度が削減される可能性がある。過去にも同社のデイビッド・ソロモンCEO(最高経営責任者)が21年12月に人員削減の必要性を示している。

 同社は10月に組織再編として部門の統合などにより事業部門を3事業にスリム化する計画を明らかにしており、今回の人員削減はこの計画の一環とみられる。

 組織再編は不安定なトレーディングや投資銀行サービスからの収益依存度を引き下げ、より安定的な手数料収入や消費者金融サービス(マーカス)に収益の重点を移すのが狙い。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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