アイエスビーが急落、子会社で不適切な取引が行われていた疑いのある事案が発生

株式

2022/12/21 15:55

 アイエスビー<9702.T>が急落し、137円安の1137円を付けた。20日引け後、子会社において、不適切な取引が行われていた疑いのある事案が発生したと発表、嫌気された。

 22年11月中旬の子会社スリーエスに対する税務調査の過程で、スリーエスの役員により過去複数年にわたり、売上未計上などの不適切な取引が行われていた疑いが判明したという。同社では、発覚後に速やかに調査を開始しているが、当該行為者以外に関与者がいないかなど、さらなる問題が潜んでいないか慎重を期するために、弁護士、公認会計士の外部専門家などを含む調査委員会を早急に設置する準備を進めているという。業績への影響については、現在調査中で、調査委員会による調査結果および監査法人との協議を踏まえ、影響額が明らかになった時点で速やかに公表するとしている。

 21日の終値は、前日比119円安の1155円。

提供:モーニングスター社

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