岡野バルブが一時ストップ高、22年11月期の一転増益見込みが刺激に

株式

2022/12/22 15:55

 岡野バルブ製造<6492.T>が500円ストップ高の3000円に噴き上げた。21日引け後、22年11月期の連結利益予想を上方修正し、一転して増益見込みとなり、株価刺激材料となった。

 22年11月期業績予想は、売上高が70億9000万円から68億8700万円(前期比17.7%増)に目減りするが、営業利益は2億4600万円から4億8800万円(同33.7%増)に引き上げられた。メンテナンス部門において売上高を予定していた東北・福島地区の原子力案件が計画変更により次期へ繰延べになったことなどから、全体の売上高は当初予想を下回る見込みとなった。一方、損益面においては、主にバルブ製造販売部門において採算性管理を徹底したことや原子力発電所向け弁・部品の販売が堅調に推移したこと、さらにはメンテナンス部門における稼働効率向上などが利益拡大に寄与した結果、当初予想を上回る見通しとなった。

 22日の終値は、前日比282円高の2782円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ